時間:2025-07-18
カテゴリー:ニュース情報
実験室の化学薬品キャビネットを適切に整理することは、事故防止と安全な作業環境維持に不可欠です。まず、薬品をその化学的性質や危険性に応じて分類しましょう。酸性物質、塩基性物質、可燃性物質、酸化剤、有害物質は別々の区画に分け、明確にラベルを貼ることが重要です。

キャビネットは耐腐食性の高い素材(たとえばエポキシ樹脂コーティングされた鋼板やポリプロピレン)で作られたものを使用し、必要に応じて換気システムを備えることが望ましいです。特に揮発性の高い薬品を保管する場合は換気が必須です。
各容器には内容物名、濃度、危険性を示すピクトグラム、有効期限を明確に表示したラベルを貼りましょう。カラーコードを用いることで迅速な識別と誤操作の防止につながります。使用頻度の高い薬品は手の届きやすい位置に配置し、取り扱いを簡便にします。

在庫管理システムを導入し、期限切れの薬品や不要な薬品が蓄積しないように定期的に更新・点検を行います。担当者を決め、定期的な点検や補充の管理を徹底しましょう。
また、OSHAやNFPAの基準をはじめ、地域の法令に準拠した管理を行い、SDS(安全データシート)を近くに備え、迅速に参照できる状態に保つことが重要です。
最後に、スタッフ全員に対し整理ルールや緊急時対応の教育を実施し、安全文化の醸成と法令遵守を徹底しましょう。安全に配慮した整理が実験室の信頼性向上に直結します。